AI(人口知能)時代のコミュニケーションスキルはおばちゃんに学べ!
金沢・加賀に2泊3日の旅行に行ってきました!
大阪からはサンダーバードで2時間半。
1歳半の子供連れの移動は大変なことも多いけれど、
行く気にさえなれば、あっという間の距離です。
満足いく宿泊とは全てのバランスとコストパフォーマンスの高さ
さて、今回加賀で宿泊した旅館がとても良かったのでご紹介。
私たちが泊まったのは「森の栖リゾート&スパ」というところです。
・ 1万坪という広大な敷地。
かつては、昭和の高級旅館だっただろうなという造りを
モダンにリニューアル
・至る所にテラス・ソファやチェアーが置かれて
旅館の中でゆっくりとした時間を楽しめる
・ラウンジでのフリードリンク
・お風呂の広さ・スタイリッシュな洗い場
・お食事場所のモダンな雰囲気と食事の丁寧さ・味
・お庭とテラス付きのお部屋とその広さ
・何よりも温かいおもてなし。
・そして、大阪人には大切な
そのコストパフォーマンスの高さ!
それはそれは、旅館宿泊にはこれまで泊まった旅館で
最安値!というお手頃の金額でした。
どこをとっても平均以上、
その上このお値段ということに満足そして感動。
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だけど一番感動できるのはやはり人の温かさ
私は、その体験が感動レベルだったとき、
アンケートにその気持ちを綴るようにしているのですが。
今回、時間がないながらも筆をとりたかった一番の理由は、
「コストパフォーマンス」ではなく
「温かいおもてなし」でした。
そのおもてなしを提供してくださった方々の仕事への敬意と
感謝を伝えたかったのです。
その為、おもてなしを提供くださった方の
名前はしっかりとチェックしてアンケートにも記載。
シティホテルで受けるような
「スマート」でお客様が心地よく感じるであろうと計算された
適度な距離感を意識したカスタマーサービスではなく、
接する人、厳密には全員おばちゃんなんですが、
全てがまるで親戚のおばちゃんのような接し方なんです。
例えばそれってこんなことです。
■ おばちゃんの趣味が聞けたり
■ 大阪によく行っていることが聞けたり
■ おばちゃんの友達がどこに住んでいるのかまで知れたり(笑)
■ すれ違うたびに、息子のほっぺをなでなでしに来たり
■ 息子の食事の為にお金を使わない工夫を提案してくれたり
「社員教育がしっかりしているよねぇ〜」そう旦那とも話していたのですが、
「仕事」としてのコミュニケーションをはかっていうよりかは、
おばちゃんそれぞれが「素」でおばちゃん特有の「味」が
しっかりと活かされて、気持ちよく働いている
そう感じるものでした。
「社員教育がしっかりしている」というのも事実だけれど、
きっと「社員を大切にしているんだろうなぁ」
そう私は感じました。
「またここに観光に来たい!」ではなく「またこの旅館に泊まりたい!」とお客さんに思わせることは最高の接客
私は、一度行ったところに行くことにそれほどワクワクを感じずで、
私にとって旅行とは知らない土地に行き新鮮さを感じて、
その土地のことを知る楽しさを味わうのが目的なんですが、
この旅館、そんな私に、
「またこの旅館に泊まりたい!」
って思わせてくれた数少ない宿泊施設の一つとなりました。
旅館に泊まりたいから、一度行ったところにもう一度行くって
私にはほんとありえないことなんです。笑
旦那も同じように感じたようで
また季節を変えて必ず行きます。
でまた〇〇さんお願いします、とリクエストして
息子の成長を見てもらい、喜んでもらい、
そんな旅の時間を過ごして見たいんです。
AI時代に突入していく中、
今ある仕事の50%がなくなるとかなんとか言われていますが、
このおばちゃんたちの仕事は奪われないクオリティのものだなと、
そう感じたのです。
長崎にはフロントではロボットがお迎えし、最新技術を活かした
「変なホテル」というのがありますが、
やっぱり人との触れ合いを楽しめる旅・宿泊施設に勝るものはない!
そう思うのでした。
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