処方箋のメール送信で待ち時間ゼロで薬を受け取る! から考える「スマホ・ディバイド」
私がお世話になっている処方箋対応の薬局。
待たずして薬を受け取れるんです。
このサービスすごく便利ですね。
処方箋のメール送信サービスの手順
こんな経験ありませんか?
うちは、うちは子供のお尻かぶれだとか、風邪だとかで病院・薬局にお世話になる ことが多いのですが、風邪の場合いつもシロップで出してもらっています。
初めていった時、混んでいたのか、調合に時間がかかるのか、子供が具合が悪い中、15分待つことがとても苦痛だったんです。
で、その後、アプリが導入されたとのことだったので、早速私もトライ。
1)病院にて処方箋を受け取る
2)その場で専用アプリを立ち上げ、処方箋の写真を送信
(受け取り時間も指定できる)
3)アプリ経由で調合完了のお知らせがくる
とホップ・ステップ・ジャンプで簡単に完了します!
ココカラファインなど、他にも同様のサービスをしている薬局が出始めているそうなので、是非見てみてください。
スマホディバイドによるメリットとデメリット
スマホ時代になって、またスマホの保持率も高い中、いろんな「スマホありき」な便利なサービスが出てき始めましたよね。
ネットを「使う者」と「使わない者」でその受けるメリットが変わってくる「デジタル・ディバイド」に加えて「スマホ・ディバイド」の社会分断も始まってきました。
コンピューターやインターネットを使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる格差。 労働条件や収入、入手できる情報の量や質などに見られる。
例えば、新幹線や飛行機のチェックイン、コンサートのチケットだとか、スマホ1台でことが済むととっても便利です。が、ちょっと気になるのが、サービスを受ける方法が「スマホありき」のみの提供になってしまうこと。
スマホを中心に回る社会になった時に、困るのはシニア世代。
スマホを持っていないもしくはスマホは持っているけど、使いこなすまでのレベルではない世代。当然、社会の主軸サービスや、それを持っているから受けるであろう恩恵からも外れ、いろんなことが娘や息子の力なしには、できなくなってしまいます。
実際、今も私はよく母から落語やコンサートのチケットのネット予約なんかを頼まれるんです。
そして、最近、英語のテキストにもちょっとしたトレンドがあり、私不便を感じています。
それは、最近出版された英語テキストにCDがついていないということ。
(あ、これはCDのテキストじゃないんですが。新学期、新規の生徒・進級の生徒へのテキスト準備に忙しくしています)
その代わりに、QRコードがしるされていたり、ダウンロードサイトと番号が記されていたりするんです。
これ、使う側からすると、全く手軽じゃないんですよね。
ましてや、このテキストの対象は小学生や中学生。
私の教室では、自宅で音読練習を習慣にするよう取り組んでいるのですが、これだと音読の練習をするのに、必ず親のスマホやタブレットを用意する必要があり、この作業を子供一人で完結できないんです。
スマホありきのこんなサービスは、子供やシニア世代の領域には必要ないんですよね。
今日のまとめ
■ 処方箋メール送信アプリは子持ちのママにはとっても有難い!
■ スマホアプリを前提としたサービスで時代はますます簡単に便利に
■ だけど、シニア向け・子供向けには避けて欲しい!
以上3テン! 現場の声でした〜。