平日の昼下がりに出会えた多様性
今日の息子とのお散歩。たまに大学のキャンパス内の芝生エリアに行くのだけれど、ここに行くと、いわゆる平日の昼下がりに公園で出会う人たち、ママたちとは違うメンツにお会いできる。
前回は平日の真昼間。小学生ぐらいの子供たちが数人仮装して、若いお兄ちゃんに連れられて遊んでいる。
本文とは関係ありません (笑)
「こんにちは〜」と声をかけられ、ちょっと会話をしてみれば、フリースクールの子供たちだとか。いわゆる公立の学校には行っていない子で、その日やることを子供たちで決めたという。今日は、仮装して外で遊ぼうということでここにやってきました、と。
そして、今日。
1歳2ヶ月のお孫さんを連れたおじいちゃん、おばあちゃん。うちの息子の歩き方がしっかりしているだとか、お孫ちゃんがボール遊びが上手だとか、お互いがお互いを観察して、褒めあっていた。
「子育てしんどい時期だけど頑張ってねー」ここ数日なんだかとても疲れていたけれど、その一言に救われた。
もう1組。3歳ぐらいの男の子とサッカーをしているお父さん。うちの子がそのサッカーを邪魔しに行くものだから名前を読んだら、その男の子とあだ名が一緒ということが判明。そして、本名の確認もお互いしたりして。
そして、犬を連れたおばちゃんたち。
普段、公園に行っても他の人とは話さないし、話しかけられもしないけど、不思議とここに来ると、このエリアにいる人と話をしているんだよね。
大学という特別の場に遊びにきている部外者の意識が生まれるのか。
子供の話がおじいちゃんおばあちゃんだっていい。
平日にパパとサッカーしててもいい。おばちゃんたちと犬の話をしてもいい。平日の昼間という1シーンにみる、このちょっとした多様性に私は美しさを感じるのだ。
最近は散歩でさえ、子供をしっかりと見張っておかないと、追いかけないと、ちょっとしたストレスになっていたけれど、ここのエリアは私がとても安心している。
高い建物も見えず大きなお空と繋がる空間が、最近忙しくて何かに追われている自分を一瞬「ゼロ」にできた。そしたら、ふとメッセージが降ってきた。
「まあまあ・そこそこの選択から、ベストを取りに行こう」
非効率・非生産的な時間は働く者には必ず必要ですね。