「仕事が嫌いなんやぁ〜」から始まったライフワークへの道
私は今ライフワークの歩みの途中。
それは、必ずしも毎日が「ヒュヒュー」というような浮かれたものではなく、時に苦しみ、時に悩みもつきものだけど。
思い返せば、その道を歩み始めたのはもう15年も前の話。
あの時の「決意」がその後の「選択」を変え、「行動」を変え、そして今現実化されていることを思うと感慨深い。と同時に、「15年もかかったんかぁ〜」という思いも!
何かを始める時って
「もう●歳だし〜」
「めんどくさいし〜」
と思いがちだけど、自分の人生いつでも「今」が一番若い。
「今」決めたことが3年後、5年後、10年後の未来のプレートを動かすなら、今あなたは何を決めたい?
アメリカ時代最後に働いたオフィスからの景色…。懐かしすぎる ><
私のライフワークの私の歩み
ステージ0:嫌いな仕事で生活する
ステージ1:楽しい仕事につく
ステージ2:手に職をつけて、会社がなくとも働けるようにする
ステージ3:自分でお金をいただいてみる
ステージ4:労働時間を1/4にして会社員の給料を目標に自分ビジネスをしてみる
ステージ5:現場を離れてみる
ステージ6:.....
ライフワークへの道:ステージ0 「仕事が嫌い!なんやぁ〜」
■ アメリカでの就職
2002年 米国西海岸の大学を卒業後、「アメリカに残って仕事をしてみたい!」
そんな希望を抱いてしまった自分の望みを叶えるために、就職活動。
が、時はアメリカは 9.11後の大不況中。
外国人ビザの発行も半分に減らされた中、家族の「帰ってこいコール」を全くスルーもできないまま罪悪感を感じつつ、それでも希望を持ち続けた。
その結果、ギリギリ滑り込みで(有効ビザが切れる前に)仕事を見つけることができた。
■ ライフワークの道スタート
が、この最初についた仕事が私のこれからのライフワーク人生の歩みをスタートすることに。
最初の仕事は、Quality Assurance(QA)と呼ばれる仕事。
同僚はよかった。
プロジェクトもエキサイティング。
だけど、どうしてもこの仕事を好きになれなかった。
「一体どこが楽しいの?」 嫌いだから、不得意だから、成長もしない。そんな自分に嫌気を指して、「こんな仕事を楽しいと思う感覚がおかしい!」と心の中で八つ当たり。
目の前で楽しそうにそして成長して認められている同期を見ながら仕事をするのが辛い辛い時期を過ごす。
私は、いかに自分のことを知らずに生きてきたのかを、目の当たりにすることに。
大手の名前があると親が安心するとか、
世間的にも良いとか、
そんなことばかりが優先されて、
本当に自分のしたいことって何だろう? と心の奥底のこだまはいつもかき消されていたのだ。
■ 「好きなことをして生きよう」その考え方との出会い
そこから、自分の暗黒期を迎える。仕事から帰ったらいつもPCを立ち上げ、自分を鼓舞する情報をなんとか得ようとしていた。どんどんと自分の内に入り、自分に幻滅し、自信喪失。この時期に「突発性難聴」を患うことにも。医者にみてもらったら、" Sudden Hearing Loss"ですと言われ、「日本の病名と一緒やん!」と感動 したことはしっかり覚えている(笑)
この時期に色々とリサーチをして巡り合ったのが本田健さんの「好きなことをして生きよう」そんなテーマで書かれている本の数々。今思えばインターネット時代に生きている私たちはラッキーそのものですね。
日本にいる家族に送ってもらったり、日本帰国に買って帰ったり、現地の紀伊国屋で1.5倍の値段で購入したり、とにかくむさぶるように読み、少しずつ自分の中で芽生えた気持ち。よし、その道への一歩を踏み出したい。もうこの環境に止まる理由はない。
落ちるところまで落ちたとはこの時期をいうのだろう。その後は、徐々にようやくトンネルの向こうに光を見いだすことができ、「何もない」「何もできないじぶん」から、自分の些細な「好き」も認めてあげることができ始めた。
なんかわからんけど何かが変わるような気がする、そんな気持ちと予感をようやく感じ始めた。
当時その一歩を踏み出すきっかけになったオススメの本3冊