プロフェッショナルとは?捨て去る覚悟を持つ人
久しぶりに、息子が早く寝てくれて、
ダラダラと寝転びながら(あー1人の時間って至福!) 夜のテレビ番組を見てたところ、ふとチャンネルをとめた番組に出会いました。
それは、「プロフェッショナル 仕事の流儀」昨日は、「情熱が、道を開く〜ショコラティエ 三枝俊介」さんの回。
● チョコレートという身近な大好きなものであったこと
● 大阪出身のショコラティエであったこと
3人兄弟の末っ子と自分と同じ兄弟構成であったこと
● そして、それ以上に三枝さんのチョコレートの情熱が織りなすストーリーに夢中になってました。
プロフェッショナルとは?捨て去る覚悟を持つ人
「あなたにとってプロフェッショナルとは何ですか?」
に対して三枝さんは
「選ぶことによって、選ばなかったものを捨て去る覚悟を持つ人」
「捨てることによって前に進める」
ハァ〜。心で納得いきすぎて、思わずため息でした。
何かを選択するとは、何かを捨て去ること。これは同時で発生。
捨て去る「覚悟」というぐらいだから、やっぱりどんな人にとっても「捨てる」ということはそう容易なことではないのだ。
私の場合
私の場合も、今そんな帰路を迎えているだけに、余計に心に響きました。
実際、今自分が現場から抜けることで出てきた感情。
・あの子は私じゃなくても大丈夫だろうか
・あの保護者からはどう思われるだろう
・自分が抜けることで「サボっている」と思われないだろうか
そんなこんな感情がいつも絶え間なく湧き上がり、
そのたびに、そんな感情に対して、
一つずつ自分が自分を説得するように鎮静させていく。
そして、それにも限界があり、結局そのループから抜け出せるのは
「もう無理!どうなってもいいや。」という「エイヤ方式」(笑)
(と勝手に名付けてみた)
はじめは、投げやり?から始まるけれど、
自然と「新しく変化が起きるときには、必ずカオスが多少なりとも起こるんだ。これがないと次のステージには進めないんだ」
という「受け入れ」と「降参 サレンダー」の方に落ち着けている。
ただ流れは「自然」だけども、その流れにのるためには、自分の中には多少なりともやっぱり覚悟が必要。
それは、次なる道へのために、嫌われても、どう思われても「捨て去る覚悟」だった。
2017年ごろから、ずっとそろそろ次のステージに行きたい、と漠然と思っていた。
その次のステージというものがどんなものかというのも曖昧ではあったけれど、そんな気持ちを抱えながら、私の身に起こったことは、旦那さんの引っ越しだった。
なぜか「一緒に住む」というのは自然に湧き上がってきたけれど、同時に出た気持ちは、今の仕事を継続させたい、ということだった。
だから、自分が抜けて仕事を継続させること、それは私に与えられた「次のステージ」だったのでは?と思う。
これは「自然の流れ」でも今ある役目を卒業し「捨て去る覚悟」は必要、というわけだ。
最後に
ステージごと「当たり前」や「ルール」ってのがあり、
ステージが変わるとその「当たり前」や「ルール」が変わっていく。
だから、自分がその新ルールを採用しないと、ステージを上げることはできない。
どんな規模であれ、覚悟をして脱皮していってる人が、次のステージへと進んで行くのだろう。